千葉大学
鉄道研究会
物件の所在地:千葉県千葉市
あし:JR総武線西千葉駅より徒歩
当サイトでは今まで様々な「鉄道」を取り上げてきました。
今回はなんと千葉大学の学生さんにより運営される、
11月はじめの大学祭で走る鉄道です。
大学祭で走る鉄道というと、大型模型のようなものが思い浮かびますが、
ここのはちょっと違います。
過去にあった人車鉄道の再現として、全くの手作りで制作され、
すでに30年もの歴史があるというのです。
どんなものなのか、運転日を待ちかねて行って参りました。

目に入ってきた立て看板。
気づかなければ通り過ぎてしまいます。

ここがチケット売場。
この時は一回50円、4回150円の回数券アリ。
お金を入れてある箱を子供がほしがるハプニングも・・

道路併用橋を渡ってきたのは・・あれだ!!

毎年塗り替えるとの事で、今年は西武4000系カラー。
人間市(ひとまし)から止丸(とまる)信号所までの運転でした。

なんともユーモラスに走る人車鉄道。
沿線の子供達からは歓声が挙がります。

反対側の扉は折戸になっていました。

自転車に抜かれる鉄道・・いやはや。
昔の人車鉄道もこうだったんでしょうか?

運転の合間は保線の時間です。

準備完了!

客車に乗り込んで見ました。
吊革も装備されています。
あれあれ・・何やら怪しい中吊り広告が・・・

行き先表示器も装備されています。

これだけ乗っていても結構速い人車。
ごろごろと進んでいきます。

帰りはこちらが前に。
結構面白かったです。
今回紹介した「鉄道」ですが、文中でも触れたように、大学祭の時だけ走っています。
それ以外にも養護学校などで出張運転を行ったこともあるようです。
福祉目的のモノレールや斜行エレベータが注目を浴びていますが、
コスト面で、意外に人車も活用されるようになるかもしれませんね。
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